状況・目的別の内臓脂肪を減らすのに役立つサプリ一覧

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どのように働く成分であるかを見極めて使い分ける

皮下脂肪に比べて落としやすいといわれる内臓脂肪ですが、そのためにはまず食生活の改善と規則正しい運動習慣を持つことが大前提になります。とてもシンプルな改善法ですが、忙しい日常に追われる方においてはなかなか難しい一面があるのは否めません。

 

そのようなときに助かるのがサプリメントの力です。ただし、あくまでもサポート成分であることを考慮して、今現在置かれている自分の状況にあったサプリメントを選ぶようにしましょう。

 

では実際にどのような類別があるかを見ていきましょう。

 

栄養学からみたサプリメント

医学的見地からみた内臓脂肪の蓄積には、栄養不足が直結していると考えられています。実際に内臓脂肪過多が顕著なメタボリックシンドローム患者においても、食事の摂り方が非常に粗雑であることが共通してわかっているからです。

 

このことからも過体重=栄養不足との認識を持って、カロリー制限にプラスしてビタミンやミネラルのサプリメントによって不足栄養分を補うことが理に適っているといえます。

 

ビタミンやミネラルは健康体の基本ともいえる免疫機能を増強する抗酸化物質を含んでいるのが特徴です。毎日食事を摂るごとに、メニュー内容から類推して、確実に足りていない栄養素をサプリで補うようにしましょう。

 

毎食ごとに不足分を考えることも難しい場合にはマルチビタミンのサプリメントとの摂取が有効です。

 

内臓脂肪に直結したビタミン、ミネラル例

クロム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンD

 

血液の流れをサラサラにするサプリメント

血液中のHDLコレステロール値の低下や中性脂肪値の上昇など、内臓脂肪の多い体では血液循環が悪くドロドロとした血液状態が考えられます。これは悪玉コレステロールLDLが血液中に取り込まれて、血管壁に入って内腔を狭まてしまったからです。

 

このように血液がドロドロの状態では脂質異常が深刻化して動脈硬化、高脂血症、高血圧といった血管障害から派生する症状や生活習慣病の発症リスクが高まります。

 

特に糖尿病に移行するケースが深刻化していますので、抗酸化力を増強して免疫を上げて血液の流動性を高めましょう。

 

内臓脂肪に直結した血液サラサラのサプリメント例

ケルセチン、ミクロアリイン、DHA、EPA、セサミン、ナットウキナーゼ、ポリフェノール、リコピン、ポリアミン

 

脂肪やコレステロール、糖を分解・吸収するサプリメント

過剰に蓄積された内臓脂肪は血液中にまで滲出して、体内を循環して悪影響をもたらします。あまりに脂質の過剰摂取が多い体では、脂肪成分を取り除いていかないと際限がありません。

 

そこで摂取したいのが脂肪やコレステロール、糖に直接作用して、分解や吸収を促して内臓脂肪として蓄積させない方向に導くサプリメントの力です。

 

サプリメントによって吸収を阻害するものや、中性脂肪を分解することでコレステロールとの結合を抑制する作用のものなどがありますので、食前に摂取して食事制限の枠を広げることができます。

 

内臓脂肪に直結した脂肪分の吸収・分解作用を行うサプリメント例

サラシア、ギムネマ、ベータコングリジン、イノシトール、大豆ペプチド、キノコキトサン

 

腸内環境を整えて善玉菌を増やすサプリメント

内臓脂肪は下腹部がポッコリとする見た目がからも、皮下脂肪と類似されがちです。実際には腸を固定する腸間膜に溜まるものですが、腸内環境の良し悪しによって健康度指数にも大きく影響します。

 

俗にいう便秘こそが悪玉菌の温床を作り上げるもので、悪玉菌から発っせられるスカトールなどの毒素が腸壁から取り込まれます。この流れから内臓脂肪の蓄積する腸間膜から肝臓に繋がる血液内にも忍び込みますので、脂肪肝などに移行するリスクも高まります。

 

便をスムーズに排出して善玉菌のエサとなる食物繊維や、乳酸菌などを摂取して善玉菌優位な腸内環境にシフトして、内臓脂肪の蓄積を抑制します。

 

内臓脂肪に直結した腸内環境を整えるサプリメント例

ラクトフェリン、ビフィズス菌、フェリカス菌、酵母エキス、プロピオン酸菌、モリンガ